津波到達地点に実生桜を植樹

 東日本大震災の津波の到達点を後世に伝えるために桜が植えられて来た。しかし、中にはクローン桜が植えられる場合が多くあり、疑問に思っていた。

 「夜の森地区に桜植樹 富岡町 原発事故後初 」(福島民報)に関しては、
「桜を植樹するなら、ソメイヨシノではなく、中通りのように枝垂れ桜の方が福島県らしくはないか?ソメイヨシノはクローン桜で、枝垂れ桜なら実生(みしょう)に出来る。
京都の桜守として著名な佐野藤右衛門さんが、「桜は枝を枯らして大きくなる。染井吉野は桜(原木)の枝なので枯れる。」と述べていた。なるほど、実生桜には幹があり、クローン桜は枝である。したがって、実生の枝垂れ桜は何100年でも生きるが、クローンの染井吉野では40年とかで100年は持たない。永く伝えるのであれば寿命が長い実生桜、具体的には枝垂れ桜の方が相応しいのだが…。同じ福島県でも浜通りと中通りでは桜の文化が違うということか?」

 「陸前高田に咲く1800本の桜……「ここまで津波が来た」ことを忘れぬように(SmartFLASH)」に関しては、
「写真には河津桜とある。クローン桜を植えたのでは樹命が60年とかで、100年は持たないだろう。何100年も樹命ががある実生桜でないと津波の記憶を後世、少なくてもまた津波に襲われる不運な日までは伝えられないことになる。
同じ福島県には中通りがあり、実生桜(枝垂れ桜も)が咲き誇っている。同じ県民なら浜通りにもそうした実生桜の苗を提供すべきであったと思う。」


 「「桜ライン」津波到達地点に桜を植樹 教訓を後世に…約170kmに1万7000本の計画【岩手発】 #これから私は」(FNNプライムオンライン)に関しては、
「最初は河津桜の植樹から始まった。しかし、河津桜はクローン桜で寿命が長くはあるまい。かつて、伊豆・河津町に河津桜を見に行ったことがある。川の堤に植えられた河津桜のなかには切り倒されて切株になっているものが見られた。その切株の1つの年輪を数えると19あった。河津桜の寿命は20年当たりからなのかと思ったことがある。

>植える桜は、エドヒガンザクラやオオヤマザクラなど、後世に伝えるために寿命の長い品種が選ばれている。

ようやく、まともな考え方に基づいて津波到達地点を後世に伝えようとしていることに納得した。」

 河津桜やソメイヨシノなどのクローン桜を植えたのでは後世までには寿命が尽きる。やはり、それに気付いて実生桜を植えることに変えたのであろう。 

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