頼りない経済のプロがワクチン予約システムの指南
TBS「ひるおび!」では高齢者のワクチン接種で起こった最近の「予約地獄」(https://dr-kimur.at.webry.info/202105/article_24.html)の解決法を「予約制 需要と供給 バランスが崩壊」と題して「経済のプロが指南」、「マーケッティングの権威」と銘打って、盛光慶應義塾大学経済学部教授がリモート出演した。しかし、内容は乏しく、指南するレベルには至ってはいなかった。彼は先着順ではなく、抽選にすべきであると言っている。TVニュースでは「ぴあ」がチケット購入システムがワクチン接種の予約システムに利用できるのではないかと手を挙げているのだが、そうした話題はなく、「抽選」には具体性がなく、視聴者には理解し辛いであったと思われる。おそらくは、自治体で人海戦術でこの抽選と抽選結果の報告を配送するのだと思ったら、とても大仕事であって実現性はないと思ったであろうか?少なくても、需要(ワクチン接種)と供給(ワクチン)がバランスする云々と言っているが、そもそも国が無償でワクチン接種を行うのであるから、需要と供給をバランスさせる価格があるマーケットではないのだ。むしろ戦時下の配給制度のようなもので、一般には経済学とは一線を画するように感じられる。ワクチンメーカーとそれを購入する国家との間であれば、お金に糸目を付けずワクチンを買いあさったとかであれば市場原理が働き、需要と供給の関係が議論できようか。こうした話から恵さんは東日本大震災で電力が不足した時を持ち出し、計画停電が行われたことに及んだ。しかし、経済の需要と供給を示す例ではなく、災害時の政策であろう。したがって、ワクチン接種に需要と供給のバランスなどとほざいている栗野教授は本当に胡散臭い教授だと強い違和感を覚えた。
しかし、火曜日のコメンテータであるお笑い芸人のバービーは新潟県燕市で採用した市側が接種場所と日時を指定する予約不要のやり方が日時に制約がない高齢者には良いのではないかとコメントしていた。確かに、先着順の自治体では、たとえば大阪府茨木市では前日の5月9日(日)夕方から翌朝に配られる整理券を求めてお年寄りが詰めかけて、用意されて整理券120枚を全部発行してしまい、翌朝並んだお年寄りがから勝手に変えてと避難の声が上がって、大混乱してしまい、このやり方が中止されたことが報道された。このことはお年寄りには自由な時間があることを示している。
同じ火曜日のコメンテータである大谷昭宏さん(ジャーナリスト、元新聞記者)は75歳以上の人は定職があるのは7%と数字を挙げてバービーの意見を支持していた。また、新潟県上越市の地域のクリニック(かかりつけ医)に予約し、それに名前がない人は市から集団接種の場所と日時を指定するやり方を、逆に、集団接種を先にし、個別接種を後にするやり方に変えるべきだと発言していた。
一方、栗野教授が推奨する予約・抽選方式は64歳以下の現役世代には向くであろう。ただし、ITに素人であると断って、抽選システムはITの技術では実現が容易だと断言していたが、素人がTVでは発言すべきことではない。随分と軽率な発言であると感じた。何の専門家として出演しているのかを考えるべきである。こうした発言は炎上し易いのであるが栗野教授の弱々しい声では聞こえても頭には残り難く、よもや炎上することはあるまい。もう二度と「ひるおび!」に出演することはあるまい。それでも、慶應大の経済学部の教授はPh. Dの学位があるので一安心した。文学部の教授ならそんな訳はないからだ。
なお、上越市でのワクチン接種ではクリニックが休診する土日にお休みの医師を集めて市内の数10ヶ所でワクチン接種を行い、月・火・水には1か所の集団接種場にする。土日に余った未開封のワクチン瓶は5日まで2~8℃で保存できるので集団接種場に運び込んで使用できるのだが、ひるおび!では希釈して充填された注射器を5日まで保存できるとパネルで説明していたが、現実は充填された注射器は6時間以内に使い切る必要がある。上越市が間違えているのではなく、TBSの間違いだ。今後はこの5日間までが1ヶ月まで延長できる方向だ。
しかし、火曜日のコメンテータであるお笑い芸人のバービーは新潟県燕市で採用した市側が接種場所と日時を指定する予約不要のやり方が日時に制約がない高齢者には良いのではないかとコメントしていた。確かに、先着順の自治体では、たとえば大阪府茨木市では前日の5月9日(日)夕方から翌朝に配られる整理券を求めてお年寄りが詰めかけて、用意されて整理券120枚を全部発行してしまい、翌朝並んだお年寄りがから勝手に変えてと避難の声が上がって、大混乱してしまい、このやり方が中止されたことが報道された。このことはお年寄りには自由な時間があることを示している。
同じ火曜日のコメンテータである大谷昭宏さん(ジャーナリスト、元新聞記者)は75歳以上の人は定職があるのは7%と数字を挙げてバービーの意見を支持していた。また、新潟県上越市の地域のクリニック(かかりつけ医)に予約し、それに名前がない人は市から集団接種の場所と日時を指定するやり方を、逆に、集団接種を先にし、個別接種を後にするやり方に変えるべきだと発言していた。
一方、栗野教授が推奨する予約・抽選方式は64歳以下の現役世代には向くであろう。ただし、ITに素人であると断って、抽選システムはITの技術では実現が容易だと断言していたが、素人がTVでは発言すべきことではない。随分と軽率な発言であると感じた。何の専門家として出演しているのかを考えるべきである。こうした発言は炎上し易いのであるが栗野教授の弱々しい声では聞こえても頭には残り難く、よもや炎上することはあるまい。もう二度と「ひるおび!」に出演することはあるまい。それでも、慶應大の経済学部の教授はPh. Dの学位があるので一安心した。文学部の教授ならそんな訳はないからだ。
なお、上越市でのワクチン接種ではクリニックが休診する土日にお休みの医師を集めて市内の数10ヶ所でワクチン接種を行い、月・火・水には1か所の集団接種場にする。土日に余った未開封のワクチン瓶は5日まで2~8℃で保存できるので集団接種場に運び込んで使用できるのだが、ひるおび!では希釈して充填された注射器を5日まで保存できるとパネルで説明していたが、現実は充填された注射器は6時間以内に使い切る必要がある。上越市が間違えているのではなく、TBSの間違いだ。今後はこの5日間までが1ヶ月まで延長できる方向だ。
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