「マスクに感染予防の効果ない」ウレタンマスクを外し不織布マスクを
「「マスクに感染予防の効果ない」ウレタンをつけ続ける人の唖然理由」(女性自身 10/3(日) 6:04配信)には、
「「今、感染者がだいぶ減ってきたので、自分の判断で、ここではマスクはしないという場面も出てくるでしょう。その時は、マスクをはずすもよしウレタンマスクにするもよしですが、危ないと思うような場面では自分の身を守るためにもウレタンはやめましょう」
こう語るのは、国立病院機構仙台医療センターウイルスセンター長の西村秀一氏。
9月30日に全国で緊急事態宣言やまん延防止等重点措置が解除され、長く続いたピークは超えたかのように見える新型コロナウイルス。
当初は主たる感染経路として“接触感染”が挙げられていたが、感染力の強いデルタ株などが登場し、8月末に38人の科学者が“空気感染”を主眼に置いた感染対策を政府に求める緊急声明を出したことは記憶に新しい。今後もさらなる変異株の登場が予想され、決して油断できる状況ではない。
そんな状況下で最も身近な感染予防策がマスク。いくつか種類があるなか推奨されているのが不織布マスクだ。逆に冒頭の西村氏も指摘するように、隙間が多く“感染予防の効果”が薄いと推奨されていないのが、ウレタンマスクである。
しかし、感染予防の効果が無いとされながらも、いまだに街中ではウレタンマスクを着用する人があとを絶たない。なぜ彼らはこの状況下でも使用を続けるのだろうか? そこで今回ウレタンマスクを着用する4人にその理由を取材。ウレタンを選ぶ様々な“背景”が見えてきた。
「申し訳ないとは思いつつ、肌荒れが辛くて不織布を使えないんです。皮膚科にいっても、マスクのせいだと言われてしまって……」
こう語るのは20代のAさん。不織布の安全性は知りつつも、自身の肌悩みから泣く泣くウレタンマスクを選択せざるをえないようだ。
Aさんのように“苦渋の決断”としてウレタンを選ぶ人がいるいっぽう、他の3人は、どうやら別の「ウレタンマスクをつける理論」を持っているようだ。
40代のBさんは、ウレタンマスクの感染予防効果が低いことは知りながらあえて着用を続けているという。その理由として「マスクはあくまでポーズに過ぎない」と主張する。
「コロナ禍、マスクをつけるのは人を不快にさせないためのマナーであり、感染予防の目的ではないと考えています。マスクをしていてもしていなくてもかかるときはかかる。だからどんなマスクをしていてもいいじゃないですか。それなのに、道でウレタンマスクだと指をさされたときは腹が立ちました」
Bさんは、そもそもマスクをすることで感染が防げる、という考えに疑念をもっているのだ。そのためマスクの機能の差がどうであれ関係ないというスタンスである。
ただし、彼が言う“マナー”という考え方の側面では、ウレタンマスクについて「感染リスクがあり、怖い」と感じる人は多い。SNS上では、ウレタンマスクをつける人に対し《嫌だ》《近寄りたくない》などのコメントが散見される。
ウレタンマスクの感染予防効果について、誤解を持つ人もいた。30代のCさんは「通気性など、付け心地が良いため使っています。自分が感染するリスクがあることは知っていますが、ウイルスを人にうつさなければ、自分が感染するのは構わないと思っています。感染した場合も病院にいかないつもりです」と主張する。
Cさんはウレタンマスクには自分の身を守る効果はないが、“他人に感染させない効果”はあると考えているようだ。しかし、前出の西村氏は“誤った認識”と指摘する。
「自分が感染しないためであれば、ウレタンマスクは最悪ですが、他人への感染を防ぐ意味に関しても、ウレタンマスクは外に出すのを防ぐ能力もマスクの中で最低レベルです」(西村氏)
国立研究開発法人「理化学研究所」のスーパーコンピューター「富岳」によるシミュレーションでは、“吐き出し飛沫量”のカットは不織布で約80%、ウレタンマスクで約50%だ。また、西村氏の研究によると、5マイクロメートル以下の粒子だとウレタンマスクの除去率は1%以下とほぼ効果がないという。
肌が荒れて不織布をつけられないという人は、ウレタンよりはましな布マスクの使用を検討してみるとよいと西村氏。
「どうしてもウレタンを使う場合は、ウレタンを2枚に不織布を中に入れた3枚重ねに。この場合ウレタンは、できるだけスカスカなものを選んでください」(西村氏)
また、「不織布のものでしっくりくるサイズ感のものを見つけられていません。変にスキマを開けて、不織布マスクを着けている人よりはましでは?」と考える40代のDさんのような人も。
これについても西村氏は“論理のすり替え”だと非難する。
「”よりもマシ”といったおすすめできないものを引き合いに出すのは論理のすり替えです。不敷布はつけるならきちんとつけるべきで、比較するならお互いきちんとつけた時の比較です」(西村氏)
またこのほかにも、「安くて経済的だから。毎日使い捨てるのは環境によくない」「まだ家にあるから」「おしゃれだから」といった理由も3人は語っていた。
最後に西村氏はウレタンマスクをつける人たちにこう告げる。
「想像してみてください。目前にウイルスが迫っていることや、自分が感染者でウイルスを撒き散らしていることを。それでもあなたはウレタンマスクをつけ続けますか?」」
と報じられている。
今日は小学館新書(本日付「ウレタンマスクは「なんちゃってマスク」で、マスクをしているように見えるだけで、していないも同然」(https://dr-kimur.at.webry.info/202110/article_21.html))に続いて、ウレタンマスク批判である。このようにウレタンマスクの着用が批判されることは必要である。このように、ウレタンマスクの着用者が余りにも多いのでこうした記事が出る。しかし、それは第5波で感染拡大中に報道されるべきであった。
昨日、全国知事会から第5波の総括するように政府に要求があった(10月2日付「「「「第6波」対策提示を」の前に「「第5波」検証を提言」 時事通信の配信が逆、ヤフーニュースの掲載システムにも問題か?」(https://dr-kimur.at.webry.info/202110/article_19.html)、10月2日付「自治体が設置者である小・中・高校での感染防止策をチェックし、全員に不織布マスクを」(https://dr-kimur.at.webry.info/202110/article_15.html))。
第5波では40歳未満の若者世代の感染者が多く確認され、児童などの小学生の間にも感染が広がった。これはデルタ株に置き換わり、従来株よりも感染力が1.9倍に高まったために、感染し易くなったためだという。
しかし、現実にはウレタンマスク世代とでも呼ぶべき世代に感染が拡がったことが、第5波での感染拡大の要因を分析すればはっきりと分かることだ。ウレタンマスクは40歳未満の若者世代、特に女性、そして児童を始めとした学生に多く見られる。感染防止よりもファッション性、勿論、経済性を考慮してのようだ。「ちゃんとしたマスク」は「不織布マスク」と定義する小坂健・東北大大学院教授もいる。したがって、第5波での感染者でウレタンマスクを主に装着していた人の割合を発表すれば、誰の目にも分かることだろう。
第6波の感染者はワクチン未接種者と抗体量が減少している人で占められる。ワクチン未接種者は12歳未満の児童や80代の老人でも感染することが考えられるが死亡に至るのは圧倒的に高齢者であろう。また、ノーマスクは感染リスクが高い。それがウレタンマスクでも大して変わらない。また、ワクチン接種者では喫煙者の抗体量は半分ほどに減少し、喫煙経験者は2/3程度に減少するという発表もあった。勿論、取り残されてしまっている街の喫煙室・喫煙所も密集する場合が考えられ、感染リスクが高い場所と私から指摘されている。
すなわち、人目ではウレタンマスクの装着者と喫煙者は第6波が襲ってくれば、最初に注意すべき対象となる。勿論、第5波でもウレタンマスクの装着者と喫煙者は感染拡大に大きく寄与していたハズである。
そうしたことから、早急に第5波の感染拡大と感染者数の急激な減少の要因を正確に判断して総括する必要がある。
「「今、感染者がだいぶ減ってきたので、自分の判断で、ここではマスクはしないという場面も出てくるでしょう。その時は、マスクをはずすもよしウレタンマスクにするもよしですが、危ないと思うような場面では自分の身を守るためにもウレタンはやめましょう」
こう語るのは、国立病院機構仙台医療センターウイルスセンター長の西村秀一氏。
9月30日に全国で緊急事態宣言やまん延防止等重点措置が解除され、長く続いたピークは超えたかのように見える新型コロナウイルス。
当初は主たる感染経路として“接触感染”が挙げられていたが、感染力の強いデルタ株などが登場し、8月末に38人の科学者が“空気感染”を主眼に置いた感染対策を政府に求める緊急声明を出したことは記憶に新しい。今後もさらなる変異株の登場が予想され、決して油断できる状況ではない。
そんな状況下で最も身近な感染予防策がマスク。いくつか種類があるなか推奨されているのが不織布マスクだ。逆に冒頭の西村氏も指摘するように、隙間が多く“感染予防の効果”が薄いと推奨されていないのが、ウレタンマスクである。
しかし、感染予防の効果が無いとされながらも、いまだに街中ではウレタンマスクを着用する人があとを絶たない。なぜ彼らはこの状況下でも使用を続けるのだろうか? そこで今回ウレタンマスクを着用する4人にその理由を取材。ウレタンを選ぶ様々な“背景”が見えてきた。
「申し訳ないとは思いつつ、肌荒れが辛くて不織布を使えないんです。皮膚科にいっても、マスクのせいだと言われてしまって……」
こう語るのは20代のAさん。不織布の安全性は知りつつも、自身の肌悩みから泣く泣くウレタンマスクを選択せざるをえないようだ。
Aさんのように“苦渋の決断”としてウレタンを選ぶ人がいるいっぽう、他の3人は、どうやら別の「ウレタンマスクをつける理論」を持っているようだ。
40代のBさんは、ウレタンマスクの感染予防効果が低いことは知りながらあえて着用を続けているという。その理由として「マスクはあくまでポーズに過ぎない」と主張する。
「コロナ禍、マスクをつけるのは人を不快にさせないためのマナーであり、感染予防の目的ではないと考えています。マスクをしていてもしていなくてもかかるときはかかる。だからどんなマスクをしていてもいいじゃないですか。それなのに、道でウレタンマスクだと指をさされたときは腹が立ちました」
Bさんは、そもそもマスクをすることで感染が防げる、という考えに疑念をもっているのだ。そのためマスクの機能の差がどうであれ関係ないというスタンスである。
ただし、彼が言う“マナー”という考え方の側面では、ウレタンマスクについて「感染リスクがあり、怖い」と感じる人は多い。SNS上では、ウレタンマスクをつける人に対し《嫌だ》《近寄りたくない》などのコメントが散見される。
ウレタンマスクの感染予防効果について、誤解を持つ人もいた。30代のCさんは「通気性など、付け心地が良いため使っています。自分が感染するリスクがあることは知っていますが、ウイルスを人にうつさなければ、自分が感染するのは構わないと思っています。感染した場合も病院にいかないつもりです」と主張する。
Cさんはウレタンマスクには自分の身を守る効果はないが、“他人に感染させない効果”はあると考えているようだ。しかし、前出の西村氏は“誤った認識”と指摘する。
「自分が感染しないためであれば、ウレタンマスクは最悪ですが、他人への感染を防ぐ意味に関しても、ウレタンマスクは外に出すのを防ぐ能力もマスクの中で最低レベルです」(西村氏)
国立研究開発法人「理化学研究所」のスーパーコンピューター「富岳」によるシミュレーションでは、“吐き出し飛沫量”のカットは不織布で約80%、ウレタンマスクで約50%だ。また、西村氏の研究によると、5マイクロメートル以下の粒子だとウレタンマスクの除去率は1%以下とほぼ効果がないという。
肌が荒れて不織布をつけられないという人は、ウレタンよりはましな布マスクの使用を検討してみるとよいと西村氏。
「どうしてもウレタンを使う場合は、ウレタンを2枚に不織布を中に入れた3枚重ねに。この場合ウレタンは、できるだけスカスカなものを選んでください」(西村氏)
また、「不織布のものでしっくりくるサイズ感のものを見つけられていません。変にスキマを開けて、不織布マスクを着けている人よりはましでは?」と考える40代のDさんのような人も。
これについても西村氏は“論理のすり替え”だと非難する。
「”よりもマシ”といったおすすめできないものを引き合いに出すのは論理のすり替えです。不敷布はつけるならきちんとつけるべきで、比較するならお互いきちんとつけた時の比較です」(西村氏)
またこのほかにも、「安くて経済的だから。毎日使い捨てるのは環境によくない」「まだ家にあるから」「おしゃれだから」といった理由も3人は語っていた。
最後に西村氏はウレタンマスクをつける人たちにこう告げる。
「想像してみてください。目前にウイルスが迫っていることや、自分が感染者でウイルスを撒き散らしていることを。それでもあなたはウレタンマスクをつけ続けますか?」」
と報じられている。
今日は小学館新書(本日付「ウレタンマスクは「なんちゃってマスク」で、マスクをしているように見えるだけで、していないも同然」(https://dr-kimur.at.webry.info/202110/article_21.html))に続いて、ウレタンマスク批判である。このようにウレタンマスクの着用が批判されることは必要である。このように、ウレタンマスクの着用者が余りにも多いのでこうした記事が出る。しかし、それは第5波で感染拡大中に報道されるべきであった。
昨日、全国知事会から第5波の総括するように政府に要求があった(10月2日付「「「「第6波」対策提示を」の前に「「第5波」検証を提言」 時事通信の配信が逆、ヤフーニュースの掲載システムにも問題か?」(https://dr-kimur.at.webry.info/202110/article_19.html)、10月2日付「自治体が設置者である小・中・高校での感染防止策をチェックし、全員に不織布マスクを」(https://dr-kimur.at.webry.info/202110/article_15.html))。
第5波では40歳未満の若者世代の感染者が多く確認され、児童などの小学生の間にも感染が広がった。これはデルタ株に置き換わり、従来株よりも感染力が1.9倍に高まったために、感染し易くなったためだという。
しかし、現実にはウレタンマスク世代とでも呼ぶべき世代に感染が拡がったことが、第5波での感染拡大の要因を分析すればはっきりと分かることだ。ウレタンマスクは40歳未満の若者世代、特に女性、そして児童を始めとした学生に多く見られる。感染防止よりもファッション性、勿論、経済性を考慮してのようだ。「ちゃんとしたマスク」は「不織布マスク」と定義する小坂健・東北大大学院教授もいる。したがって、第5波での感染者でウレタンマスクを主に装着していた人の割合を発表すれば、誰の目にも分かることだろう。
第6波の感染者はワクチン未接種者と抗体量が減少している人で占められる。ワクチン未接種者は12歳未満の児童や80代の老人でも感染することが考えられるが死亡に至るのは圧倒的に高齢者であろう。また、ノーマスクは感染リスクが高い。それがウレタンマスクでも大して変わらない。また、ワクチン接種者では喫煙者の抗体量は半分ほどに減少し、喫煙経験者は2/3程度に減少するという発表もあった。勿論、取り残されてしまっている街の喫煙室・喫煙所も密集する場合が考えられ、感染リスクが高い場所と私から指摘されている。
すなわち、人目ではウレタンマスクの装着者と喫煙者は第6波が襲ってくれば、最初に注意すべき対象となる。勿論、第5波でもウレタンマスクの装着者と喫煙者は感染拡大に大きく寄与していたハズである。
そうしたことから、早急に第5波の感染拡大と感染者数の急激な減少の要因を正確に判断して総括する必要がある。
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