「秋芳洞(あきよしどう)」にLED照明で緑藻が繁殖-山口県美祢(みね)市

 「なぜ?!人気の鍾乳洞が「緑色」に変わった 特別天然記念物にまさかの事態 修復に2年も 山口・美祢市」(TNCテレビ西日本 8/31(水) 20:55配信)には、

「夏場に涼しく過ごせるスポットとして人気の鍾乳洞に異変。

国の特別天然記念物にまさかの事態が起きています。

ここは山口県美祢(みね)市にある国内最大級の鍾乳洞「秋芳洞(あきよしどう)」です。

中の気温は約17度。

夏場でも涼しく、家族連れなどに人気のお出かけスポットです。

◆観光客
「地球上にこんなに涼しい場所が存在しているんだとすごく感動しました」

◆観光客
「めっちゃ涼しい!ザ天然クーラー」

数百万年かけて自然が作り出した神秘の光景。

こちらは棚田のように見える「百枚皿(ひゃくまいざら)」です。

多くの皿を並べたような様子からこう名付けられました。

国の特別天然記念物にも指定されている秋芳洞ですが、今ある問題を抱えています。

それが-

◆リポーター
「こちら一部分だけ緑色に変色してしまっています」

特別天然記念物の鍾乳石の一部が緑色に変色してしまっています。

これは一体?

◆美祢市 文化財保護課 村上崇史さん
「原因は緑藻という植物が生えているということ」

鍾乳石の変色の原因は緑藻=緑色の植物です。

秋芳洞には全長約1キロの観光コースがありますが、その所々でこの緑藻が確認されました。

緑藻は9年前から確認され始めたそうですが、ではなぜ鍾乳石に生えるようになったのでしょうか。

◆美祢市 文化財保護課 村上崇史さん
「この植物がLEDの光の特性にすごく適応している。おそらくほどんど全ての照明の周りに何かが生えているという状態です」

原因は照明のLEDライトだというのです。

秋芳洞では10年ほど前、蛍光灯などの照明を約200カ所設置していましたが、全てLEDライトに変更しました。

するとその翌年から緑藻が徐々に発生。

使用しているLEDの波長を好む緑藻が繁殖してしまったとみられています。

こちらは観光コースの見どころのひとつ、「黄金柱(こがねばしら)」です。

何万年もの時間をかけて形成された高さ約15メートルの巨大な鍾乳石ですが、こちらは特に変色が目立っています。

変色前と比べると違いは歴然です。

この事態を受けて市は約3年前から専門家7人を集め対策委員会を設置。

照明をつける時間を短くしたり照明の色を変えたりするほか、紫外線や薬品を使って緑藻の除去作業を進めていく方針です。

◆美祢市 文化財保護課 村上崇史さん
「今の状態が一番ひどいと言っても過言ではない。現状把握するために手はつけないでいた。どういった環境か把握できたので9月から徐々に減らしていく作業を始める」

天然記念物が人の手によって変色するまさかの事態。

修復作業は約2年におよぶ見通しです。」

と報じられている。

 あの秋芳洞では特別天然記念物の鍾乳石の一部が緑色に変色してしまっているのだという。

 LED照明だと緑藻が繁殖してしまったとみられている。省電力であると持てはやされているLED照明にも思わぬ落とし穴があったものだ。

src_17607479.jpg          秋芳洞の「黄金柱」

src_17607507.jpg          秋芳洞の出口

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